多読を始めることになったきっかけ
英語学習のことを調べていたら
『多読』
という学習方法がヒットしたという人は多いのではないかと思います。
そもそも英語ができるようになりたいと思っているが、これといった学習方法が見つからずに悩む
『英語学習方法難民』
にとっては、学習方法を定期的に探すのが習慣になっているのではないかと思われます。
(私は常にそうです)
多読を知ったのは5年くらい前で、面白い方法だなと思い取り組んだのだが、肝心の本の入手にお金が掛かり、同じ本を何度も読んだりしているうちに気がついたら止めてしまっていました。
最近また、Kindleで多読について読んでいて、またやりたいなとは思っていたところだったのでした。
その日は、保険屋さんと話をする約束をしていて、カフェでランチを楽しみながらいろんな話をしました。
そのまま帰宅しても良かったのですが、急に多読のことがピンと来たのです。
近くに多読クラブがあることは知ってはいました。
それが急に頭に浮かんだのです。
思い立つとすぐに電話を掛け、そして実際に行ってみることになりました。
多読クラブに入会
行ってみるとそこは英会話スクール
入るとすぐに本棚があって、たくさんの英語の本が並んでいました。
説明を聞いてすぐに入会することにしました。
入会金3000円で月会費が3000円
これで月100冊まで借りれるということです。
買うことを考えたらまさに破格の値段ですね。
多読の本を読むと
まずはORTの1から始めるようですが、最初の方は1分もかからないで読み終わってしまうので、アドバイスもあって6から読んでみることにしました。
他にもいくつかピックアップして、合計14冊借りました。
(そこでは一回7冊まで、ただしYL0.9以下は一冊0.5冊として計算)
帰宅して早速取り掛かってみることに。
今回借りた本には全てCDが付いていたので、
1回目 音読又は黙読
2回目 CDを聞きながらシャドーイング
というような感じで読むことにしてみました。
ちなみに多読にはここに厳密なルールはなく、順番はやりやすいように読めばいいことになっています。
また、多読には目標とする語数があって、30万語、100万語、300万語などの大きな目標設定というか、このぐらい読むとこれくらいできるかもという目安があって、100万語でペーパーバックが読めると言われています。
というわけで、何語読んだか記録したほうがいいと思います。
多読クラブでも、読書記録手帳をもらったので、読むたびに記録していきます。
子供の頃からグラフにシールを貼ったり、数字が伸びていったりするのは楽しいですよね。うまいやり方です。いっぱい読んで早く100万語という気にさせられます。
多読クラブで借りた本には語数も表示してあるので簡単です。
それともう一つYL(読みやすさレベル)というのがあって、そのままなのですが読みやすさを数字で段階的に示したものです。
以前買ったものはYL0.1のものと、YL0.8のものがあります。
YL0.1は1ページ一行の絵本であっという間に読み終わります。
YL0.8は読みやすいものは比較的理解できますが、同じYL0.8でも難しいのもあるので一概には言えないところもあります。
今回は久しぶりなので少し下げてYL0.6のものを借りました。
多読三原則
多読のやり方ですが、三原則というものがあります。
多読三原則
○辞書は引かない
○分からないところは飛ばす
○合わないと思ったら投げる
○辞書は引かない
分からない単語があっても辞書を引かずに読み進めます。そもそもわからない言葉だらけならYLを下げたほうがいいと思います。分からない言葉は文脈で理解できるようになります。日本語の書籍でも分からない言葉をいちいち辞書で調べないですよね。それと同じことです。そして、それでも分からない言葉があります。その時は次のルールです。
○分からないところは飛ばす
推測したり何度も読み返したりせず飛ばします。文、段落あるいは章という単位で飛ばしても構いません。ここまできたらもう内容が分からないとなったら、そう次のルールです。
○合わないと思ったら投げる
その本を読むのは止めましょう。
他にも本はいっぱいあります。
読みやすい本も、面白い本も、感動する本もあります。
投げているうちにいい本との出会いがあるはずです。
そして、その確率は読んでいるうちに上がってきます。
一度投げた本も、分かる日が来るかもしれません。
私はまだ、投げたことは無いですが、「飛ばし」は慣れてきました。「ん?」と思っても先に進む。それが多かったら(まだ早かったな)と思って読むのをやめる。そして、違う本を読む。この繰り返しでいいと思います。
多読クラブに入って良かったこと。
入ったばかりですが、良かったと思います。
その理由は3つあります
○入会金と月会費を払っていること
「タダのほうがいいんじゃない?」と思う方もいると思いますが、タダだと失うものがないので、必死さに欠けてしまうんですよね。例え月3000円でも払ったからには一生懸命やる。そこはタダの場合と全く変わってくると思いますよ。月100冊まで借りれるなら100冊いっぱいまで借りてやろうと思うのがお金を払った人の心情ではないでしょうか。
○「飛ばし」「投げる」が躊躇なくできること。
三原則って言ってもお金払って買ってたらなかなかできないと思いますよ。損したくないですからね。
でも、それだと多読の原則から外れてしまいますよね。多読クラブなら、投げても返すだけなので全然平気です。
○安上がりなこと
買ったらORTのステージ6冊セットで4000円くらいします。(安く買える方法は色々ありますが)
月に1回ORT借りるだけでもう元が取れちゃいます。100冊って一体いくら分ですか?!
何かとお金が掛かりがちな英語学習において素晴らしいことだと思います。
でも、1つ目のお金を払ってるからというとこらはしっかり効いてくるんですよね。都合いいです。これが、ネットの会費とかだとあまりそういう感覚ないと思いませんか。とくにクレジットカード決済とか特に。
ところで、過去の記録を見たら8万語くらい読んてましたが、間隔が空いているので0からのスタートにしました。
現在の累計語数
25000語
主なYL0.5〜0.6